中国・銭塘江 海嘯(大逆流) 今年も発生! [中国]
8月31日、中国・浙江省海寧市の銭塘江で毎年見られる「大逆流」が発生した。
見物に訪れた観光客が堤防を乗り越えて押し寄せる水から逃げまどう光景が見られた。
この現象は、川の水が逆流する「海嘯」という現象で、毎年この時期に発生する。
銭塘江の海嘯 (Wikipediaより借用)
銭塘江の海嘯は「銭塘江潮」とも呼ばれる。
毎年8月19日、旧暦では十五夜の時に、発生する。
そのため、古来から杭州では月餅を食べながら見物する伝統がある。
この現象は銭塘江の河口がラッパ状に開いていることと、
その先には舟山諸島が点在して、潮流を複雑にしていること。
さらに東シナ海では台湾海峡から流れ込む潮流のスピードが
海峡の幅が狭まるにつれ強くなることが原因となって現れ ると考えられる。
銭塘江の海嘯は「銭江大潮」とも呼ばれます。
毎年陰暦の8月2日(新月の翌日)と8月16日(十五夜の翌日)頃に発生します
(2-3日遅れることもあります。1回だけしか発生しない年もあります)
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